ひな祭りには「甘酒」「白酒」を飲もう
佐藤です。
もうすぐひなまつりで、スーパーにもひなまつり向けの食べ物がならび始めましたね。
入手困難の「獺祭」を使った甘酒が近所のスーパーで売っていて、甘酒好きな私はぜひひなまつりのときに飲みたいと思いました。
あと、私が昔から飲んでみたかったのが「白酒」です。
白酒はお米本来の旨味が味わえる濁り・粘りがある甘いお酒で、もちろん未成年は飲んではいけません。子供でも飲める甘酒とは違うのです。
「にごり酒」ともまた違います。
もともと、平安時代には桃の節句には桃の花びらを浮かべたものを飲んでいたのですが、
それが江戸時代に白酒に変わったと言われています。
童謡「うれしいひなまつり」には
すこし白酒 めされたか
あかいお顔の 右大臣
という歌詞が出てきますが、甘酒ではなく
白酒というお酒を飲んでいるから酔って顔が赤くなったということですね。
ひなまつりシーズンによくきく白酒ですが、ほとんどの人が白酒と甘酒の区別がついていない上に、白酒を飲んだことがないようです。
あまりスーパーで取り扱いはなく、酒屋さんかお取り寄せでないと手にいれることが困難のようです。
甘酒は自宅で作れますが、白酒はお酒なので自宅では作れません。自宅で作ると密造酒になってしまいます。
大人になった今、ひな祭りには白酒を飲んで「うれしいひなまつり」のように顔を赤くしてみるのも楽しいのではないでしょうか。