履歴書にはしっかりしたボールペンを使用しましょう
佐藤です。
最近、消せるボールペンで履歴書を出す人がいると話題になっています。
パイロット フリクションボール ノック 0.5mm ブラック LFBK-23EF-B
- 出版社/メーカー: パイロットコーポレーション
- メディア: オフィス用品
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消せるボールペンは便利ですが、履歴書など公的な文書には向きません。
フリクションボールで書いた履歴書を提出しても、鉛筆で下書きしたものと同じ扱いを受けてしまい、履歴書段階で落とされてしまいます。
フリクションボールのインクは薄いため、一目瞭然です。
なぜフリクションボールは履歴書に使用してはいけないのか
いわゆる「消せるボールペン」は、鉛筆のように消しゴムで消すのではなく、
高温になると透明になるインクを使用しています。
ですので、消しゴムを使わずとも
「消せるボールペン」で書いた紙を真夏の車内に放置したり、ノートパソコンの上に置くなど、紙が高温になる状況下では自然と書いた文字が消えてしまいます。
コピー機にかけると、コピー機の熱で書いた文字が透明になってしまい
何も印刷されていない紙が出てきた、という話も聞きます。
よって、消せるボールペンで書いた履歴書を真夏の事務所内に置いておくだけで文字が消えてしまう危険性があるのです。
履歴書のような重要な書類が、いつ消えてしまうかもわからないインクで書かれていては
採用されるわけがありません。
水性ボールペンも履歴書には使わないこと
水性ボールペンは、インクの発色に艶があって綺麗な文字が書けますが、これもフリクションボールのように公的文書には向きません。
水性インクは経年劣化に弱く、書いてから年数が経つと自然と文字が消えてしまうのです。
履歴書を長年保存するか、すぐ処分するのかは企業によって違うでしょうが、
なるべく履歴書に使用するのは避けましょう。
履歴書には油性ボールペンを使おう
履歴書には、高温でも消えず経年劣化に耐える油性ボールペンを使いましょう。
最近は水性ボールペンのようにスラスラ書けて文字が濃く艶が出るように進化したものが増えています。
そのレベルの商品として他社では
ゼブラさんのスラリ、パイロットインキさんのアクロボール、ぺんてるさんのビクーニャがあります。
それぞれインクの発色と書き味は違うので、文房具店で試し書きして自分好みのものを選びましょう。
各社このレベルのボールペンは150円ですが、スラリは100円とお安くなっています。
ぺんてる 油性ボールペン ビクーニャ 0.7mm ブラック軸 黒インキ BX157-A
- 出版社/メーカー: ぺんてる
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パイロット 油性ボールペン アクロボール150 細字 0.7mm ブラック BAB-15F-BB
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昔ながらの油性ボールペンも進化!「ジムノックUK」
昔ながらのボールペンの書き味がイイ!という方には、ゼブラさんの「ジムノックUK」をおすすめします。
昔ながらの油性ボールペンは、どうしても文字が掠れたり薄くなってしまいがち。
でもこのジムノックUKは、昔ながらの書き味を保ちつつ艶のある濃い文字を書くことができます。
お値段も通常のジムノックと変わりません。
履歴書向きのボールペンといえます。
「消せるボールペン」は私的利用にとどめて、油性ボールペンで書きましょう。
文房具店で自分好みの一本を見つけるのも、楽しいですよ。