鈴木社長と佐藤部長・毎日更新雑談ブログ

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当ブログ100個目の記事記念!「おもいでのケータイ」

特別お題「おもいでのケータイ」

sponsored by KDDI

佐藤です。

ここ数日はてなブログ界隈で「おもいでのケータイ」が盛り上がっているので、私も書いてみたくなりました。

au/KDDIさんの企画ですが、キャリアや機種は問わないとのことなので、

今まで一度もauのケータイを使ったことのない私でも書かせてもらおうと思います。

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まず、私がはじめて使ったのは高校1年生のとき、はじめて貰ったバイト代で買った

docomoP900iでした。

見た目がオシャレで、当時周りで使っている人が一番多かった機種ですねー。

ただ、はじめてのケータイで使い勝手がわからず、、、

常にコンセントにつないで充電しっぱなしの状態だったために、買ってから1年で電池がバカになってしまいコンセントから話すと5分で電池が切れてしまうという

ケータイなのに携帯できない状況になってしまいました。

そして、機種変更を考えるのですが

調べるととても気になる機種を発見しました。

それはWILLCOMW-ZERO3です。

当時はすでにケータイ全盛で、PHSなんて耳にしなかった時代ですが

PHSで、まるでパソコンをそのまま小型にしたかのような存在感に一目惚れでした。OSはWindows、ワードやエクセルなどのファイルが閲覧可能、ネットをするブラウザはopera、スライドするとqwertyキーボードがシャキーンと登場する、、、

今でいうスマホで、当時はPDAと呼ばれていました。(明確にはそれぞれ違うものだと思いますが)

パソコンの感覚で携帯が操作できて、しかもガジェット好きにはたまらないデザイン!

OSはWindowsなので、PCゲームを無理やりインストールすることもできる・・・

この機種専用のゲームやソフトも様々配信されていたと記憶しています。

こういった情報を、ムックや雑誌を買いあさっては読み漁って日に日に夢を膨らませていました。

 

W‐ZERO3の本―WILLCOMスマートフォンシャープWS003SH徹底活用術

W‐ZERO3の本―WILLCOMスマートフォンシャープWS003SH徹底活用術

 

 このような本を買っては「すごい機種だな!」と興奮していたのですが、

大人気のためにどこのお店にも在庫がなく・・・

あと、ネットの評価だと、この機種の特徴は大画面。その大画面のために電池の持ちが悪く、この1台だけではやっていけないとのことで、このW-ZERO3を愛用している人はもう一台WILLCOMスマホを持っているとのことでした。

 

自分のバイト代だけでやっていかなければならないので二台持ちなんてできないし、今すぐ携帯を機種変更せざるをえなかったために、あれだけ恋い焦がれたW-ZERO3を諦め、PCユーザーから評価の高かった「WX310K」、通称「京ぽん2」を購入しました。(あえてPHSを使ってみたかったので、WILLCOMへキャリア変更するのは決まっていました(笑))

 

京ぽん2 WILLCOM活用ガイド

京ぽん2 WILLCOM活用ガイド

 

 

この「京ぽん2」、いわゆるガラケーなのにブラウザがoperaというのが最大の特徴。

パソコンで使い慣れたブラウザがケータイで使えるとあって、コアなPCユーザーから熱狂的に受け入れられました。

そして、ケータイ業界に革命を起こしたのが、定額料金でPCサイトを閲覧できるということ。

当時のケータイは、PCサイトを見るには別料金が必要でした。

しかし、この京ぽん2は別料金を払う必要がなく、最初からフルブラウザを利用できたというのが最大の強みでした。

しかも、FLASHにも対応しており、当時PCサイトでよく表示されていたFLASHアニメもそのまま再生できるという、まるで「もうひとつのW-ZERO3」のような印象を受けました。

この機種がきっかけで、各キャリアがケータイにフルブラウザを搭載しだしたと言われています。

また、この京ぽん2もワード、エクセル、PDFなどのファイルを閲覧することができ、

ガラケーなのにMP3が再生できるという至れり尽くせりな機能を備えていました。

そのMP3ファイルをそのまま着信音に設定することもできました。

ガラケーなのに、当時のPDA並みの機能だったのです。

他キャリアのケータイのように短い時間しかない着メロをいちいちダウンロード購入する必要がなく、そのままMP3を再生できるというのはかなり重宝しましたね。

当時はケータイとMP3プレイヤーを別々に持ち歩く人が多かったわけですが、京ぽん2なら一台でまかなえた訳です。

そんなかなりの機能を備えて便利な京ぽん2ですが、ひとつだけ弱点が・・・

当時は私は高校生。当時の高校生の間での話題の一つとして、「ケータイサイト」の存在がありました。

つまり、docomoauソフトバンクの3キャリアの機種でしか閲覧できないサイトが流行していたのに、私の京ぽん2はパソコン扱いされ、ケータイサイトを閲覧できなかったのです。

これには悔しい思いをしましたね。周りのクラスメイトの話題についていけなかったのですから・・・

そんなこんなで高校を卒業し、私は専門学校へ入学となりました。

そんな時期2007年に発売されたのが・・・Advanced/W-ZERO3[es]です。

 

WILLCOM Advanced/W-ZERO3[es] プラチナシルバー[WILLCOM W-Value] WS011SHS0

WILLCOM Advanced/W-ZERO3[es] プラチナシルバー[WILLCOM W-Value] WS011SHS0

 

 

初代W-ZERO3は大画面の大きい機種でしたが、Advanced/W-ZERO3[es]は一般的なガラケー並みのサイズに小型化し、バッテリー使用時間が延長され、さらにテンキーも追加されました。

もちろん横にしてスライドするとqwertyキーボードがシャキーン!と登場します。

ついにW-ZERO3一台だけでも充分生活できるようになったのです!

初代W-ZERO3PDAと呼ばれていましたが、この機種くらいから「スマートフォン」と呼ばれるようになった記憶です。

シャープさんのAdvanced/W-ZERO3[es]のサイトでも「スマートフォンとは」という解説がありました。

スマートフォンとは?|Advanced/W-ZERO3 [es]:シャープ

初代W-ZERO3PDAという存在を世間に知らしめ、Advanced/W-ZERO3 [es]スマートフォンという存在を世間に普及させた、というところでしょう。

もちろんこの機種も発表と同時に話題になり、発売と同時に即売り切れ!

どうしても欲しい私は地元のWILLCOMショップから電気屋さんと、様々なところに猛アタックで問い合わせ続けた結果・・・

WILLCOMショップの方から電話で「〇〇電器の××店に在庫がひとつだけございます」との連絡をいただきました!

いてもたってもいられず、即座に自宅からかなり遠いその電気店へと親に連れて行ってもらいましたね。

「もう少しすればアカデミーパックという、学生が割安で買えるプランが登場する」という情報が出ていましたが、我慢できない私はアカデミーパック登場前にそのままの値段で購入してしまいました。学生なのに。

そんなこんなで、私の人生はじめてのスマホWILLCOMのAdvanced/W-ZERO3 [es]です。

今のスマホと違って、指で操作するのではなく、ニンテンドーDSのようにタッチペンで操作するものでした。

ケータイの様な操作感ではなく、OSがWindowsなのでパソコンそのままの操作感というのもお気に入りでしたね。

手書きメモやイラストが描けて、それをそのままメールで送信できるという機能が一番お気に入りでした。

それをガラケーの友達に送ると「ファイルサイズが大きすぎます」と勝手に削除されるようで、よく迷惑がられましたが(笑)。

今のスマホでは指にしか反応しないため、手書きメモやイラストが描きにくいんですよね。是非このタッチペン式をスマホで復活させてほしいです。

このAdvanced/W-ZERO3 [es]は「小さな何でもできるパソコン」といった存在感が好きで私の中で最もお気に入りの機種となり、社会人になっても数年使い続けました。

しかし、仕事中にズボンのポケットに入れていたら画面が割れてしまい・・・

ケースにも入れずそのまま持ち歩いていたので、見た目もボロボロなので、泣く泣く機種変更することになりました。

そこからまたdocomoガラケーへと機種変更し、今ではdocomoで最新スマホを使っております。

だけど、やっぱり私はWILLCOM京ぽん2とAdvanced/W-ZERO3 [es]が忘れられないですね。

周りにはW-ZERO3を使っている人はいなかったですし、機能豊富で当時では見たことのないようなデザインのケータイを使っている私を見た人によく珍しがられたり、羨ましがられたりしました。

今では当たり前でしたが、当時はガラケー全盛でスマホなんてまだまだ知られていない時代。

そんな時代に、自分だけ特別で凄いモノを持っているという感情を持たせてくれ、また歴史に残る名機を次々発表してくれたWILLCOMのことを、私はいつまでも忘れずにいこうと思います。

WILLCOM愛に溢れてしまいましたが、私はいまdocomoユーザーです。

auユーザーじゃなくてすいません!

 

(この記事をアップした後に気づいたのですが、この記事がちょうど当ブログ100個目の記事のようなので、勝手に100記事記念とさせていただきました!)