【北海道旅行】北海道・旭川なら真夏でも冬を体感できます
佐藤です。
北海道・旭川市は、観光といえば「旭山動物園」しか観るところがなく、グルメといえば「旭川ラーメン」しか無い、観光不毛の地とよく言われます。
しかし、氷点下41℃という日本一寒い気温を記録したことのある旭川市。
これから暖かくなってくる季節にぜひオススメしたい、真夏でも、冬の北海道を体感できる施設がふたつあります。
雪の美術館
中世ヨーロッパのような洋館で、建物の中もお城の中のような豪華さがあります。
「美術館」というだけあり、「氷の回廊」では一年中氷を鑑賞することができ、凍えるような寒さも体感できます。
旭川も真夏は暑いですから、真夏に行くとヒンヤリとして気持ちいいです。
また、「スノークリスタルミュージアム」では、ひとつひとつ形の違う雪の結晶の写真が壁から天井にかけて一面に展示してあり、まさに壮観のひとこと。
雪の結晶は同じものができることは無いと言われ、雪の神秘性を一目瞭然できます。
実は、ネットの口コミで「アナと雪の女王」に登場するお城にソックリだと評判になり、旭川の中でも大人気スポットになりました。
その独特の神秘的なお城はまさに女性が憧れそうな雰囲気であり、「アナと雪の女王」ファンに向けて
「お姫様体験」というサービスもはじまりました。
100着以上あるドレスの中から好きなものを着て、雪の美術館の中で写真撮影ができるというサービスです。
幻想的な空間で豪華な衣装を身にまとい、非日常的な体験を満喫できます。
また、最近は結婚式場としての利用も急増しているようです。
レストランも併設されていますし、デートスポットとしても女性に喜ばれるのではないでしょうか。
アイスパビリオン
「雪の美術館」は幻想的な雪の世界に浸れるのに対し・・・
こちらは現実的な氷点下の世界を体感できます。
汗だくの真夏でも、入館の際は防寒具を着用させられます。
館内は、一年中マイナス20℃ですから・・・
もう、寒いとかのレベルじゃないです。
館内には、25年もかけて制作したという巨大な氷柱だらけ。
極寒の氷の洞窟といった感じです。
よく、東京に住む人から「バナナで釘を打つとか、タオルが硬くガチガチに凍る」といったことが想像できない、信じられないと言われますが
もちろんそれらも体験できます!
というか、入館時に濡れタオルを渡されるのですが、館内を少し歩くだけでタオルが即カチカチに凍ります!
カチカチのバナナで釘も打てます!
真冬の極寒の北海道はどういった寒さなのか、「冬」を現実的に教えてくれるのが
このアイスパビリオンです。
北海道民はこんな厳しい寒さに耐えて生活をしております!
他にも、旭川が記録した日本一低い気温「氷点下41度」がどれほどの気温なのかを体感できるコーナー、
ダイヤモンドダストやクリオネが鑑賞できるコーナーもあります。
夏にこそ来てほしい!
幻想的・神秘的な雪の世界に誘う非日常的な「雪の美術館」、
真冬の北海道の厳しさを体感できる現実的な「アイスパビリオン」、
どちらに行きたいと思うかは人それぞれですが・・・
私は子供の頃からどちらも大好きな施設でした!(旭川在住なのに!)
真夏に北海道の冬を体感できるなんて、夢があると思いませんか?
私のオススメとしては、ぜひ真夏の暑い時期に行ってほしいですね!
外との寒暖差を体感するのもなかなか面白いですよ。
冬に行くのは、あまりおすすめしませんね・・・
だって、旭川の冬はただでさえ極寒ですから。
冬は暖かい場所に行きましょう(笑)