札幌名物・月寒あんぱん
さとうです。
「淳の休日」に映ってから、お陰様でお店に買い物に行くと「テレビに出てた人?」と店員さんに聞かれることが増えました(笑)
声をかけていただくのは嬉しいですね!
さて、全開は旭川名物の「ビタミンカステーラ」を紹介しましたが
今回は札幌名物、ほんまの「月寒あんぱん」を紹介します。
札幌市民なら誰もが一度は食べたことがある、100年以上愛される札幌銘菓です。
明治7年、「東京であんぱんというお菓子が流行している」と耳にした札幌のお菓子屋さんが、耳にした話から想像して作ったものが月寒あんぱんの始まりとされています。
当時の北海道は、東京で流行ったものの噂は聞いても、手に入れる手段がなかったために
想像で作ってみるしかなかったんですね。
それがたちまち札幌で大人気になり、今も愛され続けるお菓子となったわけです。
明治44年に整備された札幌の道路で、その工事に従事した兵隊さんに、この月寒あんぱんが配られ、月寒あんぱんを食べながら作った道路として「あんぱん道路」と呼ばれるところもあるそうです。
もちろん甘いお菓子や日持ちするものが無かった時代にうまれたので、一ヶ月以上日持ちするようになっています。
「あんぱん」というよりは、栗饅頭のような艶々した見ためで、食べてみても饅頭のような食感。洋風というよりは、和菓子に近い印象です。
パンとカステラの中間のような薄い生地の中に、ずっしりとあんこが入っていて、食べごたえは抜群です。
旭川ではあまり売っているのを見かけないので、あまり食べる機会が無かったのですが
コンビニで見つけたので久しぶりに食べました。
やっぱり普通のあんパンとは違った、また別の美味しさがありますね。
札幌ではスーパー、コンビニ、どこでも売っているそうですが、
月寒あんぱんを作るメーカー「ほんま」のお店には、黒ごまや南瓜あんの月寒あんぱんや、スティックタイプ、創業当時のレシピで作った月寒あんぱんもあるようです。
今回紹介の、通常の月寒あんぱんはネット通販でもお取り寄せできるので、お取り寄せグルメとしていかがでしょうか!