北海道のソウルフード・「ホンコンやきそば」「やきっぺ」食べ比べ!
佐藤です。
以前もこのブログで紹介したことのある北海道限定袋麺インスタントやきそばの「ホンコンやきそば」ですが、
今回は実際に作ってみようと思います。
さらに、もうひとつの北海道限定やきそば、「やきっぺ」も同時に作って食べ比べをします!
パッケージ
こちらがパッケージ。
ホンコンやきそばはエスビー食品から1964年に全国販売されましたが、いつしか北海道限定になったロングセラー。「中華コック長」のイラストがレトロで可愛いです。
長年北海道で愛されています。
やきっぺはマルちゃんの東洋水産が2000年代に販売した最初から北海道限定の比較的新しい商品ですが、それまで袋麺インスタントのやきそばはホンコンやきそばしかなかったため、北海道では驚きを伴って受け入れられました。
どちらも北海道のスーパー、ドラッグストアではどこでも販売されており、五個パックで売られていることが多いです。
ホンコンやきそばは五個パック350円、やきっぺは400円ほどです。
こちらは裏面。
つくり方は使う水の量が若干違うだけで、ほぼ同じですね。
ホンコンやきそばには、「様々な調理方法のある中華料理に習って名付けられました」と商品名に関する説明があります。
では、さっそく作っていきましょう
まずはホンコンやきそばから。
ホンコンやきそばは、麺に最初から味がついているために別添え小袋はふりかけのみです。
チキンラーメンやベビースターラーメンのようなものと同じですね。
このまま食べても美味しいです。
フライパンに200mlの水を入れ、沸騰したら麺を入れて水が無くなるまで炒めます。
水が無くなれば完成です。
大体2分ほどで出来上がります。
麺に味がついているため、カップやきそばのようにお湯の中に麺を入れて
麺が戻ったらお湯を捨てる…というやりかたでは
お湯に旨みが逃げてしまって、味が薄くなってしまいます。
水が無くなったら皿に移し、ふりかけをかけたら完成です。
続いて、やきっぺ
やきっぺは基本的に他のカップやきそばと同じです。
麺に味はついていないので、別添えのソースとふりかけの小袋が入っています。
こちらもつくり方はホンコンやきそばとほぼ同じです。
220mlの水をフライパンに入れ、水が無くなるまで炒めるだけです。
こちらも2分ほどで出来上がります。
ただ、やきっぺに関してはお湯の中に入れて、麺が戻ったらお湯を捨てるというやり方でも問題はなさそうです。
水が無くなったらソースを混ぜて、皿に移してふりかけをかけたらできあがりです。
実際に食べ比べてみましょう
左がホンコンやきそば、右がやきっぺです。やきっぺは出来上がりにソースをかけるので、色が濃いですね。
ホンコンやきそばはチキンラーメンやベビースターラーメンとほぼ同じようなものなので、昔ながらのジャンクな塩っぽい味わいです。
小腹がすいた時のおやつ・夜食といった感覚ですね。
やきっぺは北海道を代表するローカルカップやきそば「焼きそば弁当」とほぼ同じ味ですね。メーカーも同じですし。中華スープの無い焼きそば弁当といった感じです。
ソースが甘めで、こってり系の味つけで、麺がもっちりとしています。
どちらもフライパンの水が無くなるまで炒めるという独特のつくり方のために、作り手の腕が大きく関わってくるので慣れないと毎回出来上がりの質が変わってしまいます。
長年食べ続けている北海道民は、なれた手つきで毎回同じ品質で作れるそうです。
また、フライパンに入れる水を増減したり、炒める時間を変えたり、具を追加したりと
それぞれの人によって自分好みにアレンジする人も多いですね。
インスタントで簡単に作れるのに、作る人によって出来上がりが大きく変わってしまうという奥深さもあるインスタント袋麺やきそば。
北海道のスーパーではどこでも売っていますので、北海道に訪れた際はぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
もちろん、ネット通販でお取り寄せも!
今回の記事のように食べ比べも面白いですよ!